自分の頭で汗をかく経験

会社ではDXの取り組みの一環で、今まで開発経験の無い方々が少しずつ開発業務に着手している。自分はいわゆるコーディングの業務ではなく、BASIS設計・管理の範疇業務で運用設計・管理と言っても良い。

ただ、20代の頃はなんでも屋のSEだったから、それこそ開発業務のさなかに問い合わせネットワークトラブルの問い合わせも頻繁に受けていた。

知らない事があればまずググり、仮説を作って先輩に質問していた。先輩と言っても15歳ぐらい上の人だから、安易に質問というよりはきっちり準備をして質問をしていた。簡単にはわからないとは言えないからギリギリまで自分の頭で考え、どうしても進まなくなった時に助けを請うという感覚に近い。

そういった師弟関係の様な緊張感、知識を習得していく感覚は良い結果を生んだと確信している。だから簡単に質問してはならない。簡単に答えを与えてはならない。自分の頭で汗をかくことは経験からしか実感できない。

きっとこんな風に考えるということはもうおじさんなのだろう、とも思う。

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